| 昨日3時間も乗っちゃったもんだから例によって、 右半身は全体的に筋肉痛ですし、右手の皮は剥がれるわで散々な状態。 しかし!!2時間目は「みきわめ」となっていますから何が何でも突破せねば!! けん引って1時間当たりの単価がやけに高いし、超過は許されません。(笑)
■6時限目 教官は・・・元ヤン教官。 枠に入らなかったり、言うことを聞かなかったりすると、 鉄拳制裁(誇大)が待っていますから覚悟しておくように。
卒検間近と言うことで、いつもの方向転換に加え、 卒検で使用するコースを部分的に走行。 昨日の「白バイ教官」の熱血指導のお陰で方向変換も面白いくらいに入ります。 イン側に寄ったりアウト側に寄ったり、戻すのが遅れたりもしてますが、 いつの間にか修正方法もからだが覚えてくれたようで、切り返しすることなく完了。
右から左からと方向転換成功連発で勝手に満足していると。
教官「もう右でも左でも、好きな方の練習でもしててください。」
やりました。けん引11時間目にしてやっと初勝利。(誤) こんな事なら白バイ教官に3時間くらい連発で特訓していただきたかった。
ってな感じで勝手に練習。もうここまで来れば大丈夫でしょう。
総評「大丈夫でしょう。検定だったら3回まで切り返しできますから焦らずやってください。」
■7時限目 !!!
・・・トップガン教官登場。ネタだろオイ!!
今までも数々の迷勝負を繰り広げてきましたから、 けん引みきわめという、言わば集大成ではギャフンと言わせてやりたいところ。
何一つ省略することなく、細心の注意を払って運転に取りかかりましょう。 さっきの時間も自分が座っていた席ですから、位置あわせをする必要はありませんが、 シートの位置、ルームミラー等省略せず一通り合わせ直す演技から開始。
まずは右からの方向転換が含まれる卒検コースを実走。
教官「(方向転換に入り終わったときに)ハンドルの高さが低くないですか? ハンドル左にあるレーバーを引いて調節し、押し込んで固定して下さい。」 ・・・それをここで持って持ってきますか。なんだかなぁ。
特に難なくクリアでき、これなら文句は無いでしょうよ!!と思いきや、
教官「安全確認を忘れていることが多いですね。それで落ちるというのは一番勿体ないですから、 今度はそれに注意して走ってみましょう。若干大げさな動作にするといいです。」
自分ではあり得ないくらい大げさに確認してるつもりなんだけどなー。忘れてるのかなぁ。 あと、方向指示器を出したときにルームミラーによる確認も怠ってはいけないそうで。 あれ、大型車のルームミラーって飾りじゃなかったの!?
そして、次は左からの方向転換が含まれる卒業検定コースを実走。 しかしなぁ、今まで全く気にかけていなかったルームミラーを見ろと言われても忘れますって。
私 「(S字出口で)またルームミラー見るの忘れちゃいましたね。」 教官「S字カーブは狭路ですから、入り組んだ交差点同様に後続車はいないという扱いになります。 なのでここではルームミラーを見る必要はありません。」 私 「ほぉ・・・・。」
・・・法律家? マニアである私を黙らせるとは、エクストリームアルティメットマニアの称号を差し上げたい。 別に嫌みで言ったわけではないんですが、勘違いされました? 道路交通法、道路運送車両法あたりで分からない事があったら電話したいところ。
方向転換の復習では失敗した場合の復帰方法の指導。 枠内にヘシ曲がって入ってしまったとして、切り返しをしてまっすぐに戻して下さいと。 普通に入るんだから、わざわざ難しいシチュエーションを作らないでも・・・と思うわけですが。
前進をしますが、路肩の手前には意味深な白線が引いてあります。 普通の教官であれば、「けん引車はこの線は気にしないで良いです。」というところですが、
私 「(切り返しの前進中に)前の白線は・・・」 教官「路肩と見なします。」
流石、大正解。 他の教官にも教えてあげて下さい。
私 「では、車輪で踏まなければいいですね。」 教官「オーバーハング(車体のはみ出し)は問題有りません。」
技能教習員の教習じゃないんだから、そこまで細かいことに拘らなくてもいいでしょうに。 当方、単にけん引の運転免許を(悪ノリで)取りに来ただけですから。
なおこの白線は、大型車、けん引車では路肩と見なされ、 その先にある本当の路肩は新大型車教習の時に路肩と見なされるものだと、 新大型車教習推進担当と思われる方が仰ってました。
そんなこんなでみきわめにOKを頂きました。 左からの方向転換にぶち当たったときには、多少の超過をしてしまうかと思ってましたが、 お陰様で何とか超過無しで技能教習終了。 今回のけん引免許計画、なかなか手強かったです。(ってまだ受かったわけではないが)
教官「これで教習はすべて終了です。卒検に望んで下さい。何かご質問は?」 私 「・・・すいません、思い浮かびません。」 教官「(苦笑)あーのー、検定では3回まで切り返しできますから、大丈夫でしょう。 少しでも不味いと思ったら無理に続行せず、さっさと再挑戦したほうがいいです。」
どの教官も3回までOKということを強調されますが、それは私のバックが怪しいから? または1回で入る人なんぞ希だからなのか真意は分かりませんが、3回までOKだそうです。
トップガン教官との最終対決、今回は「勝利」としても宜しいでしょうか?
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