親記事 / 返信無し
□投稿者/ ちーかま 元帥(802回)-(2006/07/02(Sun) 04:10:44)
| 重工業マニア、土木マニア、飛行機マニアの皆さんいかがお過ごしでしょうか。 最近、旅行の話ばかりにうつつを抜かしてばっかりだったので、たまにはそういうネタでも。
こっそり建設が進められ、何気なく特撮系の撮影場所として使用される「地下神殿」を併設する、 首都圏外郭放水路が完成したらしいではないですか。
「首都圏外郭インフォメーション」 http://www.g-cans.jp/index.html
いやぁ、これはスゲェものをお作りになりましたねー。 関係各位はさぞかしウハウハのホクホクなんではないでしょうか。 まぁ、それはさておき、紹介のウェブサイトは訪れる客層を予想してか、 かなり詳細な説明を見ることができるので一見の価値有りですよ。
そして特に目を引かれたのが、最後段である貯まった水を江戸川に排水するポンプの動力。 なんだかガスタービンエンジンが用いられているとか書いて有るではありませんか。 ガスタービンエンジンと聞くと一部のマニアの皆さんはお気づきかと思いますが、 「航空機と同じ」エンジンを利用されているそうです。格好良すぎですな。 そのエンジンを4基最大出力で稼働させた場合の排水能力は、毎秒200トン。 つまり1秒間にプール1杯分の水を吐出する力があるということだそうで。
なんだかスケールが大きすぎてクラクラしてきました。
そんな技術の粋を集めて作られた大層なものが、埼玉県の地下に埋まってるだなんて、 埼玉県もなかなかのやり手ですなー。(といっても埼玉がやったわけではない)
「事業の効果」のページ(http://www.g-cans.jp/intro/05kouka/index.html)で、 浸水家屋が236戸から14戸に減ったという、数字が誇らしげに掲げられていますが、 「その怪しい場所に立っている236戸を全額負担して移転させたほうがよっぽど安上がりなんじゃ?」 などという邪念が浮かびましたが、それは言わない約束なんでしょうか? そもそも「効果」と対で使われる「費用」と言う言葉がこのページに出てきませんし。さすが。
|
|