□投稿者/ ちーかま 元帥(750回)-(2006/05/24(Wed) 00:39:39)
| たまにはちょっとマニアック方面な写真の話題でも。しかも画像抜き。
気合い写真館に並べさせていただいている駄作を飽きもせずにご覧頂いている方の中には、 お気づきかの方もいるのではないかとと思いますが、 撮像素子に付着するホコリって何かと気になっちゃったりしませんくわ!?
絞り込んで撮影した写真に現れる、正体不明の黒点がそれなんですが、 ハワイの時も香港の時も、ここぞと言うときに限って現れてるような気が。 人はそれを被害妄想というわけですが。(笑)
ブロワーと綿棒を用い、細心の注意と迸る気合いで除去して、 試し撮りをしたときには無くなったと思っていたとしても、 いつの間にかまた気になるところに付着しているというクセモノ。
この忌々しいCMOS(正確にはローパスフィルタ)のホコリを 簡単にさくっと一掃してくれるツールはないものかと思っていたところ、 「専用の魔法のブラシがある」という情報を聞きつけました。
http://www.ginichi.com/shop/digital_acc/detail/acc_146.html
というのがその魔法のブラシらしいです。 一見ただのブラシなのに12,600円(税込)とかで・・・。 しかし!!ただのブラシだと思ったら大間違い。 新素材マニアの心をくすぐる禁断の言葉が書いてあるではありませんか。
> 本品は米国NASAのファイバー設計技術をもとに開発され、
いやー、出ちゃいましたよNASA!! この魔法のブラシを使えばCMOSのホコリどころか、 身長まで伸びそうな気さえしてくるではないですか!? と煽ってみるものの、どうも購入となると躊躇してしまいます。 いかんせん、NASAの言葉を出されたとしても 一見ただのブラシに12,600円(税込)とはねぇ・・・。 しかも良く読むとこれを使うためのオプションも必要とか。へぇ。
で、代案。 こちらの方がコストパフォーマンスは高めかも。
http://shop.nikon-image.com/product.cfm?prodcd=PSP00052
ニコンさん純正のクリーニングキットプロと称するものですが、 単に道具類がセットになっているだけかと思いきや、
> このCD-ROMでは、作業方法・手順・注意点が、 > ニコンのプロサービスマンの実演ムービーで分かり易く説明されており、 > プロの技術を手軽に体得できるようになっています。
という魅力的な(?)オマケ付き。 でも、単品の単価を積み重ねて考えていくと、 「Nikon」ロゴ付きのツールボックスに収められていても、割高感が。 その割高感こそ秘伝のCD-ROMの価格なのじゃ!! というわけでしょうか、ニコンさん!?
使っているカメラはニコンじゃないだろ!!とツッコミがありそうですが、 残念ながらキヤノンさんはこんなの発売してないですし、 「デジタル一眼なんてどれも同じだろ」という安易な発想によるものですから勘弁。 しかしだ、その秘伝のCD-ROMを見ても、紹介されている手法が 「真のプロのみが出来る神業」のようなもので、 一般的なカメラマニアがこなせる業ではない可能性も。ないか。
いずれにしても、「専用工具」となると、見た目は大したことがなさそうでも なぜだか値段が張るわけです。なーんかおかしい気がしません? それを購入してCMOS汚れを解決できたとしても、 なーんか敗北感が残るような気がしません?
そういう固定概念に縛られず、簡単で安価にサクッと CMOSのホコリを殲滅出来ちゃうような方法はないものですかねー。 あれこれ思案する不毛な時間や、カメラを壊すリスクを考えると 「余計なことを考えず、素直にサービス窓口に持っていくのがベスト」ってことに 落ち着きそうな予感も。(笑)
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