■1195 / ResNo.9) |
行きつけの中華料理屋と灰皿
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□投稿者/ ちーかま 元帥(948回)-(2006/11/12(Sun) 02:54:12)
| 今年も魅惑の北都こと瀋陽に行ってきましたが、瀋陽に行くと決まっていく中華料理屋が有ります。 いつも同じ店だと悪いかと、現地の人は他のお店にしましょうか?なんてことも言われますが、 仕事場から近いし、値段は激安だし、美味しい中華料理なので、 むしろいつもの店に行きたいとリクエストする始末。 そんなこんなで昼飯となると十中八九この店で食べているような気がします。
この店を選ぶのは我々だけではなく、我々と同じ施設に用事のある人も結構詰めかけ、 地方都市のマイナーな店だというのに、偶然居合わせた日本の競合他社さんと鉢合わせになるなんてことも。 「この前、工業会にいらっしゃいましたよね?」みたいな。世の中意外と狭い。
しかしまぁ、このメニューを見てくださいよ。 野菜類の炒め物でだいたい60〜120円、肉類を食べても120〜270円。 しかもそれぞれガッツリ盛りつけられて出てきます。 5名程度でおかずを4,5皿と各々チャーハンや水餃子など、日本で言ったら豪華な夕食といった 注文をかましても700円程度って言うんだから驚き。 現地人御用達ショップで幾ら頑張っても海外出張の日当を使い切れませんね。
去年は灰皿が提供されていたのに、今年は「没有」(有りません)との返事。 こんなところまで分煙化の波が押し寄せているのか!?と思いきや、 現地人曰く「単純に無いだけだから、吸い殻は床に捨てれば大丈夫ですヨ」と。 冗談かと思いきや、本当にその通り。それを見ている店員さんもいたって普通の表情。
夕飯に別のお店に行ったときも灰皿は無く、 皆さん吸い殻や食べかすを当たり前のように床に捨ててました。 「床に捨てても良い」と分かっていながらも、慣れないせいかどうも罪悪感を覚え落ち着きません。 で、なまじ慣れてくると、ホテルなどでも思わずやっちゃいそうになるので危険。
以前成田空港の喫煙室で中国人と思われる若い方々が吸い殻やゴミやらを 当然のように床に捨てているのを目撃し、「このクソ生意気なガキが!!シメられたいのか!?」などと 大変憤慨したのを覚えていますが、これが日常であるならば仕方ないかもなと思った次第。 さすが中国。当たり前だと思い込んでいることを、毎度毎度いとも簡単に突き崩してくださいます。
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