2012年1月アーカイブ
毎度お馴染み、Google Earth制覇計画でございます。
(前回はこちら)
体力に限界はあるのかツアー2012 アラブ編から帰還してからかれこれ2週間。
アホみたいに撮り散らかした大量の撮影データとの格闘を繰り返し、
ようやく選別と現像が完了しました。
その勢いを緩めず、一気にコメントを書いて気合い写真館を速攻でアップ!!
・・・するハズだったんですが、何だかんだで時間が取られて遅々として進まず。
もうしばらく時間がかかりそうなので、最近のお約束のパターンになりつつありますが、
まずは先にPanoramioさんの方に一通りアップロードを済ませました。
結果はhttp://www.panoramio.com/user/461510からご覧になれますのでどうぞ。
今回、初めてアジア圏を飛び出して中東に足を踏み入れたわけですが、
勝手が違うことも多々あり、当初は少々戸惑いながらのスタート。
しかし、あっちこっちフラフラしているうちに次第に勝手も理解でき、
帰ってくる頃にはかなりの安定感を備えられたような気がしますぞ。
これで次回以降も安心!! ・・・ええっ、次回も中東なの!?
それにしても、ほとんど雨が降らない砂漠の国々だけに空気が乾ききっており、
ガシッと色の乗りまくった写真が撮れまくれてしまい大変お買い得。
鼻や喉には最悪のコンディションですが、こんな青空が撮れるなら文句はないってモンです。
微妙な発着時間と超絶的に美味しい朝ご飯に呆然となりつつも、無事帰宅しました。
どのくらい呆然としていたかというと、いつもであれば必ず押さえている成田空港の
「おかえりなさい」看板を撮ってくるのを忘れてしまったくらいですから、
ナカナカ素晴らしい仕上がりだったと言えましょう。
適当な写真がなかったので、なぜか木根川橋付近の写真でお茶を濁しておきます。
エティハドさん、日本人クルーを積極的に採用され、日本便に対して集中的に
引き当てられているところは素晴らしいのですが、当たり外れが大きいようで、
往路とは打って変わって復路ではだいぶガッカリ。これからに期待といったところでしょうか。
今回が気合いツアーズ初の中東であったため、文化圏の違いを目の当たりにするような
風景に遭遇するたびにシャッターを切りまくったのに加え、
期間がいつもに比べて長かったため、総撮影枚数はまさかの3000枚オーバー。
我ながらめまいがするデータ量ですが、ボチボチ処理していきますので、気長にお待ちください。
12日間にわたってお送りした気合いツアーズも今回はこれにて一段落。
今回3回目になるアブダビ国際空港から成田空港に戻ります。
後続便への振替や緊急脱出時の援助であれば望んでお受けしたいところですが、
残念ながら本日はお呼びではないっぽいですな。
今回訪問中の国々はいずれもガチのイスラム国家であらせられるため、
アルコール類をおおっぴらに販売することが許されていません。
外国人が多く訪れるようなレストランやホテルでは提供されるらしいのですが、
我々がそんなお高いところで食事をするわけもなく、仕方なくノンアルコール生活を送っています。
ただでさえ禁欲的な気合いツアーズだというのに、ついに飲酒まで取り上げられてしまうとは・・・。
しかし、飲めないと思えば思うほど飲みたいと思うのが人の性。
スーパーの一角に、人目を避けるように置かれた冷蔵庫の中にビールを発見。
これは買うしか!!と勢い込んで漁ったのですが・・・
面白いぐらいにどれもノンアルコール。orz...
ノンアルコールですら人目を避けなければならないのかと。
BudweiserやEFESのノンアルコールなんて普段お目にかかれませんから、
一通り買ってきて試してみましたが・・・やっぱり今ひとつ盛り上がらない感は否めませんね。
あれれ?
4Fなんてシートマップに無かったよね・・・あっ、ビジネス!!
バーレーンでの3日間の滞在を終えて空港に戻ってきました。
ここで再びガルフ・エアーさんのお世話になりアブダビに向かいます。
ホテルを出て空港に向かうためにタクシーを待っていたところ、
本物のタクシーではなさそうな車から「サウジ?サウジ?」と
散々声をかけられますが、一向に本物のタクシーはつかまらず。
戒律の厳しいサウジアラビアから、週末だけバーレーンに抜け出し、
サタデーナイトならぬ、サーズデイナイトを思う存分楽しんで、
土曜からの仕事に間に合うようにサウジに戻るという方々が多いようですが、
交通費を浮かすために同乗者を募っているということなのかと思います。
さすがにサウジに入国できそうなオーラは出ていないと思うのですが・・・。
(行くならば指定のツアーのみで、異教徒の個人旅行での渡航は基本的に禁止。)
ようやくタクシーがつかまったと思ったら、サウジ人のおじさんと相乗り。
タクシーの運転手さんは、意図的に相乗りにさせたのではなく、
同一のパーティーと認識して乗せたら別々だったのでビックリされてましたが、
サウジ人と同じパーティーと思われるって・・・我々はいったい何なの?
それにしても、それなりの公的な職についていらっしゃる方々は、
特権階級であらせられるのか、こちらがビックリするぐらいにやる気ゼロ。
チェックインカウンターにしても、入管にしても、保安検査にしても、
その度に、2・3発お見舞いしてやりたい気分になりますが、
郷に入っては郷に従え・・・ですよね。
こちらの方って、宗教的にはかなりピリッとしていますから、
全般的にもしっかりしているものと勝手なイメージを抱いていたんですけど、
アジア諸国に勝るとも劣らない相当なグダグダ加減にビックリ。
このギャップが日本はスゲェとか言われる所以なんでしょうが。
昨日の入管の一件で少々ビビりつつも街に繰り出して、
いつもと同じように写真を撮っていたところ、今度は警官に呼び止められました。
あちゃちゃ・・・。
何やら、電飾がきれいだと思って撮影した建物が実は警察署だったようで、
撮影した写真を消しなさいとおっしゃっている模様。
写真を撮ってはいけない建物を何でイルミネーションしてるんだよー!!と
食ってかかりたい衝動に駆られつつも、おとなしく消去しておきました。
どうやら、この国では「日本人だったら大丈夫だろう」という論理が通用しない模様。
外国人慣れしていないのか、日本人がどういうものなのかよく知られていないのか、
日本人が悪どいことをやらかしたからなのか・・・いずれにしても甘えは禁物と言うことか。
バーレーンさん、目を見張るような美しく巨大なモスクや、太古の古墳群や城塞など、
国土が小さい割には見所が盛り沢山。本日も素晴らしい素材をたくさん獲得できました。
個人的には、市場裏手に広がっていた香ばしい風景のほうに釘付けだったりしますが、
いずれにしても大変満足です。
しかし、公共交通機関が貧弱なため、基本的にはどこに行くにも
タクシーの値段交渉が必要で、イチイチ骨の折れるところが玉に瑕かと。
日本人は金持ちと思い込まれているのか、ここぞとばかりにボッタクろうとされますが、
最低価格保証の気合いツアーズとしては、お金を出せないんですが・・・。
・・・っていうか、単にお金がないだけだったりしますが。
そういえば、「渡航の是非を検討してください」フラグがいつの間にか消滅してますね。
検討の結果、バーレーンに渡航してきたというのに、検討しないで良かったとは大変遺憾。(誤)
F-1やサッカーでは割とお馴染みのバーレーンにやってきました。
中東諸国の中ではイスラム教の戒律が緩やかで、
週末には娯楽を求めて隣国からの客で賑わっちゃうようですし、
イスラム以外の文化にも一定の理解があるということだったので、
今までの国々よりも楽勝なのだろうと思い込んでいたのが大間違い。
どういうわけだか入国審査で引っかかって、しばらく待っていろと、
責任者の部屋の隣のベンチでしばらく待機することに。
なぜ待たされているのか理由を聞いても教えてくれませんでしたが、
パスポートをブラックライトにかざしたり、透かしを観察したり、
隠されている細かい文字をルーペで観察したり、
各ページに押されているスタンプやビザを確認したりしていることから
察するに偽造旅券を使用していると疑われてる・・・んでしょうか?
私が新しいIC内蔵のパスポート、同行者が従来のパスポートだったので、
その辺で引っかかっているような感じも見受けられましたが、真相は不明です。
待たされている間、あちらこちらに電話をかけられている様子でしたが、
事態は一向に進展する兆しなく時間だけが流れていき・・・。
最後に責任者と思われる方に呼ばれて、目的地や全体の旅程、職業、宿泊地、
パスポートのほかに身分を証明できるものを持っているか、
どんな種類のカメラを持っているのか、などなど根掘り葉掘り聞かれ、
さすがに冗談やネタを挟む余裕はなく、すべて正直に 白状 回答しました。
責任者の方は考え込まれた後、ようやく問題なしの判断を下して頂いたのか、
再びカウンターに戻されてビザ代を支払い、ようやく 釈放 入国となりました。
F-1やらサッカーが開催されているくらいですから、
外国人の扱いには慣れているのだろうと思っていましたが、
何もイベントがないのにフラッと立ち寄る旅行者が希有なのか、
日本人に見えないのに日本のパスポートを持っているのが怪しかったのか、
オマーン発バーレーン行きという、どちらも日本からの直行便がない便に
日本人が乗ってくること自体が理解できなかったのか・・・。
仮説はつきませんが、真相は迷宮入りとなりそうです。
ま、曲がりなりも入国できてよかったねってことで。
(余談)
ちなみに、オマーンでは通信環境が劣悪かつ、なぜか特定のサイトに
接続できなかったりしていて、思うように情報が入ってきていませんでしたが、
その点バーレーンは秀逸で、インターネットの有り難みをいつになく満喫しております。
辺境の地に行けば行くほど日本のパスポートの威力を再確認させられることが多いものですが、
今回のオマーン入国の際にも信じられないようなミラクルを起こしてくれています。
日本のパスポートでオマーンに入国するには、空港到着時に
20リアル(4000円ちょっと)を支払ってアライバルビザを取得する必要があるのですが・・・
マスカト空港到着
↓
入管のロビーへ進むと外資系の両替商が店を構えており、ここで現地通貨に両替して
ビザ代を支払わなければいけないような雰囲気。外国人観光客がずらりと並んでいる。
↓
空港の両替商だとレート悪そうなので日本円を1万円も両替するのは嫌だなぁ・・・
↓
ATM発見
↓
クレジットカードでキャッシング。両替商の列をスルーして次のカウンターへ。
↓
次のカウンターってビザのカウンターじゃなくて、入国審査っぽいんですけど。
ふつう、入国審査のカウンターで現金を扱わないよねぇ・・・。
↓
かといって、両替商の次はこのカウンターしかないし。ダメもとで突撃するか。
↓
フォースたっぷりな入国審査官に呼ばれたのでパスポートだけ差し出す。
↓
到着便名を尋ねられたので普通に答える。
↓
入国審査官、パスポートの各ページをなめるように見ている。
↓
散々パスポートを観察した後、隣のブースの入国審査官(同行者が審査中)と大声で話しはじめる。
↓
かなり話し込んでいる。
↓
「3週間で言いか?」と尋ねられる。
↓
もちろんOKですが。
↓
パスポートにスタンプ押印。
↓
パスポートを返却される。
↓
私がキョトンとしていると出口はあっちだとのご案内?
↓
あれれ??ビザ代は???
本当に出て良いのか尋ねてもOKとのこと。
↓
ビザなしで入国できちゃったんですけど・・・。
後々面倒なことにならないかドキドキなんですけど・・・。
どうやら両替商で両替をしてビザ代を支払うと、そこでパスポートにビザの印鑑を
押印してくれたようなので、両替商をスルーしてはいけなかったようです。
・・・だったら、両替商の看板だけを掛けておくなという気もしますが。
4000円のビザ代まで免除されちまうだなんて、やっぱり日本のパスポートは素晴らしいなぁ。
スーパーのコーヒー売場にてイロイロと物色してみましたが、
オマーン製のコーヒーはボチボチあるものの、「オマーンコーヒー」と
バッチリ書かれてあるものは発見することが出来ませんでした。
お土産に最適だと思っていたのに・・・残念。
折角なのでとオマーン料理を食べに行ってきました。
気づけば我々のほかに3名増えて5人パーティーになってますから、
この場では、誠に残念ながら言いたいだけシリーズは封印です。
食事が一段落したところで店員さんがやってきて、小さなカップに褐色の液体を注いで一言。
「オマーンコーヒー。」
もう笑いを堪えるのに必死。
オマーンは危険がいっぱいだ。
オマーン航空に搭乗してオマーン国のオマーン国際空港に到着しました。
(正しくはマスカット国際空港だけど)
ガイドブックによるとオマーン国の首都であるマスカットには
オマーン国立博物館やオマーン国軍博物館などが見所ということなので(これは本当)、
是非訪れてみたいものと考えております。
改めまして新年明けましておめでとうございます。
ドバイでも日本より5時間遅れで新年を迎えました。
これでもかと言わんばかりブルジュ・ハリファから吹き出す花火のショーを堪能し、
気合いツアーズとしては珍しく大変有意義に新年を迎えることができました。
花火のイベントが終わると皆さん一斉に帰宅しようとするのは
日本と変わらないことでしょうから、多少の混乱は予想していましたが・・・
の5時間前。
ブルジュ・ハリファの下にてカウントダウンイベントを待っております。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
・・・というメールがiモードの規制にて一向に送信できないなーとか言っていたら、
今度はこちら側のトラフィックの問題かなかなか送信できなくなってきて
リアルタイムとは程遠い時間になってしまいましたとさ。