お前、年末年始も長々と台湾に行っていたのにまた台湾行ってたの？というお言葉をいただきそうですが、台湾への渡航制限が正常化されたので通例に従いマンゴーの収穫時期に合わせて台湾に行っておりました。
年末年始の台湾ツアーは諸般の事情によりエントリ少なめで幕引きとなっていましたので、今回は道中を実況しなきゃーと思っていたものの、あれやこれや食べたり飲んだりに明け暮れ、気付けば帰国して１週間ほど経過してしまったという体たらくぶり。大変申し訳ありません。
今回は高雄に降り立ち、台南、台北と、久々に少し時間をかけて台湾を縦断する行程。気合い写真館を見返すと、2004年8月に高雄から鉄道で台湾を縦断するツアーを繰り広げていましたので、かれこれ19年ぶりという事実に若干のめまいすら覚えますな。
当時は台湾新幹線はおろか、高雄には地下鉄は1本も走っていないという時代でしたが、変化の激しい台湾において19年も経過すればそれだけ変わっても不思議ではないのかもと。
今回のテーマは台湾産マンゴーが好きすぎるので、マンゴーの故郷を訪ねる旅と題し、台南駅から路線バスで1時間半ほどの山奥に位置する玉井の青果集荷場へ。愛文マンゴーの産地ですな。
いくらマンゴーが好きと言ってもこんな所まで来る阿呆はナカナカいないよねと思っていましたが、同じバスには１組日本人と思わしきパーティーが乗車しており、アリと日本人は世界のどこに行っても居るという言葉を思い出した次第。
それはさておき本題のマンゴー市場はというと、狙い通りちょうど収穫時期を迎えていると言うこともあり、市場周辺の道路は車であふれ、所狭しと並べられた多種多様なマンゴーがスーパーお買い得プライスで売買されているという、ごく一部の方には大変魅力的な場所となっていました。
こんな値段でカゴごと買えるんじゃ、スーツケースの中身を全て捨ててマンゴーをいっぱいに入れて帰りたくなったりもしましたが・・・生の果物の日本への持ち込みは固く禁じられていますし、折しも探知犬に捕まったという方の声を耳にする機会がありましたので、グッとこらえてドライマンゴーを大量買い付けするにとどまっております。
当然とはいえ何とももったいない気分ではありますが、その代わりに現地でマンゴーかき氷を致死量に近い分量摂取してきましたのでヨシとしたいと思います。