2013年5月アーカイブ
毎度お馴染み、Google Earth制覇計画でございます。(前回はこちら)
東南アジア編も前回の東チモで完成したし、満を持して欧州編のスタートか!?
なんて淡い思いも一発で吹っ飛ぶ、アフリカ大陸への初上陸となってしまいましたが、
決して喜望峰経由の欧州行きというルートでは無いことだけは宣言しておきます。まぢで。
今回のエジプトツアーではカイロ、ルクソール、アスワン、アブシンベルと
有名な見所を押さえようとしたところ、エジプトの国土をほぼ縦断するような
羽目になってしまいましたが、要所要所で飛び道具を利用することで、
個人手配でも一応は達成可能である事を示すことができたかなと。
そんなこんなでお届けして参りました体力に限界はあるのかツアー2013
エジプト編の結果をPanoramioさんにアップしておきました。
いつも通りhttp://www.panoramio.com/user/461510にてお楽しみ頂けますので是非。
エジプト革命以降の観光需要の低迷の折、各地で強力な客引きや、
詐欺まがいのガイド、スリとの遭遇を果たしだいぶピキピキ。
日本人に見られないのは、半ば狙いではあるのですが、
顔を見る度に「チャイナ?コリア?ホンコン?アメリカ?」と、
我ら侍ジャパンが一向に登場しないことしないこと。完璧に忘れられてる。
忘れられてるっているか、我々が完璧に日本人の品格を失ってるだけか。
もうそんな輩にはSTEPの掟ばりに"NO NO NO NO NO!!!"とか凄んでみても、
相手も日本人が"NO!!!"なんて言うわけが無いよなぁと思うのか、
ますます日本という選択肢が出てこなくなる悪循環に。
最終的には「チャイナ、ノーマネー!!」とか罵声を浴びせされて、
確かに中国人っぽく見えるだろうけど、その中国人様よりノーマネーだよなぁ・・・とか
大変複雑な心境になってみたり。
ということで、しばらくは行くことは無いと思いますけど、
お客さんが戻ったら多少はマシになるのか、確認してみたい気持ちも少々。
案の定、大分眠い状態でシンガポールに下ろされました。
帰国する便までしばらく時間があるので、市内をフラフラ…
ルクソールから陸路で途中2箇所の世界遺産を経由しながらアスワンに到着しました。
アスワンというとピンと来ないかも知れませんが、
アスワンハイダムという言葉は聞き覚えがある方も多いのではないかと。
アスワンはエジプト南部の観光拠点ですが、観光需要の激減に伴い、
土産物店や馬車など関連する方々の暮らしはかなり厳しいようです。
市場にフラッと行ってみたところハピルスを売りつけるフリをして、
その陰でポケットのものをスルという手口のスリに遭遇するし、
先ほども同じ手口のスリに遭遇するなど、スリには相当の注意が必要と思われます。
ちなみに昨日気球でご一緒した日本の方も、布切れを広げてきた物売りがいたが、
布切れの陰で鞄のファスナーを開けられていたと言われていました。
観光客が激減している折り、観光客目当ての悪事を企む
アウトローの標的になる確率が飛躍的に高まっているんでしょうね。
カオスを極めるマーケットなど魅力的な被写体は多いのですが、
大きなカメラをぶら下げていると、客引きや悪人に蜂の巣にされるので、
不本意ながら小さいカメラで控えめに実施するに留めました。
悪いスパイラルから抜け出して、今まで通りのエジプトに戻って頂きたいものです。