註:やりきれない思いが募ったためやけに長文ですが、大したことは書いてありませんので時間に余裕がある時にでもどうぞ。
以前はBlogなど割と文章(というか駄文や、たわ言の類)を書くことが多かったこともあり、使用するキーボードには若干こだわりを持ち色々な機種を取っ替え引っ替え使用していた頃があるんですが、業務用キーボードメーカーでもある東プレ殿が一部のマニア向けに送り出した最強に強まったキーボードことREALFORCE 91UBKを購入してからというもの、その後久しくメインマシンで使用するキーボードを買い替えることがなくなっていました。
どのくらい買い替えていないかというと・・・正確なことは分からないくらい記憶の彼方の出来事になっていますが、当ブログを始める2006年6月に書いたこちらのエントリで使用している画像がまさに使っていたキーボードの写真なので、17年近くヘタりやチャタりなく使用し続ける事ができたということになります。当時もキーボードにしては酔狂な金額をはたいて購入したような記憶はあるわけですが、17年近くも故障せずに使用できたのであればむしろ安いという気もしてきます。
キーボードはどうしてもホコリの堆積や手垢が付着してしまうため、定期的に清掃をしておかないとモザイク必須なルックスになってしまいますが、私の場合は普段は製図用ブラシやアルコールを染みこませた綿棒で清掃をし、内部にホコリがたまってきたなーということがキーのすき間からも分かるようになってきたところで自宅の工場に持ち込み、1.0MPaのコンプレッサ直結の凶悪エアブロアで吹き飛ばしてやるようにしていました。
とある日、いつもと同じように工場のエアブロアでホコリを吹き飛ばしていたのですが、手が滑ってREALFORCE 91UBKがコンクリの床に落下!!ESCキーがゆがんでる!!と思って触ったら折れた!!!がびーーーーーーーん!!!
というわけで、REALFORCE 91UBKさんまさかの瀕死に。こんなに長いこと使ったんだから安らかにお眠りいただき、新しいものに乗り換えても罰は当たらんだろうと思い、破竹の勢いで最新鋭の代替機をパラパラ探してしてみましたが、REALFORCEさんったら最近の機種は軒並み目の飛び出る強気の価格設定となっており、流石の私も怖じけずいておいそれとはポチれませんでした。なんか当時の2倍近くしません?みたいな。こんだけ出したら欲しいと思いながらも我慢しているアレとかコレと買えちゃいますよと。最近では以前のようにマメにブログなどを書いたりキーボードに向き合う時間もそれほど長くないですし、さすがにここまでの高級キーボード買うのも勿体ないかなぁ・・・と。
そんなこんなで、ブラン・ニューなREALFORCEさんはいったん諦めることとし、微妙にケチってどうにか入手した東プレ軸の取り付け互換のあるキーキャップに交換し、しばらくの間使用を継続していたところです。が、しかし、なんかたまに一部のキーが効かなくなることもあり、キーキャップが折れるぐらいの衝撃が加わればさすがのREALFORCE様もおかしくなっても不思議はないのかなと、今度はキーキャップだけではなく電気的にも故障している説が浮上。
というところに端を発し、REALFORCEほどお高くないけど使いやすいキーボードはないものかと試行を繰り返すという鍵盤沼にすっかりハマってしまっております。REALFORCEと比べてしまうとやっぱりどうも納得がいかないよねと。百歩譲ってREALFORCEほどの珠玉のキータッチを求めないとしても前のキーボードの操作感を身体が覚えてしまっておりミスタッチが多くなりがち。むむむむむっ・・・。しかし、新しいキーボードでも入力の不安定になる現象継続してない??
キーボードはそれなりに場所を喰うので、沼としても結構タチが悪いほうの沼。メカニカルキーボードとなると1台1台それなりのお値段しますし。
そんな煮え切らない時期をかれこれ半年ほど過ごしていたわけですが、動作不安定な時があると思っていた事象は何とキーボード自体が原因ではなく、同じような時期にアップデートされたセキュリティーソフトの誤作動である事が最近ついに判明!!!キーロガー対策部分が誤作動しているらしく、当該機能をオフにすれば問題は完全かつ不可逆的に解決!!!わーーーーい!!なおったーーーー!!!と。
そんなこんなで問題とされていた事象は予想しない方向で解決したっぽいのですが、そういうことだったらキーボードの沼にハマっていた俺って一体??というやりきれない気持ちになるので深掘りは禁物です。当面は最新鋭のキーボードに慣れることができるのか、はたまた17年選手のREALFORCEに戻したくなってしまうのか・・・。