2014年7月アーカイブ
自転車で長距離を乗るときにおしりが痛くてたまらないけど、
専用のパンツをはくのもナンだしなぁと思いつつ早6年。
6年も放置するんだったらそのままでも良いんじゃないかという気もしてきますが、
先日いろいろとパーツを物色していた際、「サスペンションシートポスト」なるものを発見。
シートポスト内にスプリングなどの伸縮する構造を内蔵し、
路面からの突き上げ衝撃を緩和させるというもので、
これだよこれ、これを待ってたんだよブラザー!!というわけで、
破竹の勢いでポチッとナして、速攻で装着完了させました。
何回か試走してみたところ、衝撃の吸収は素晴らしいものの、
伸縮時に「キコキコ」と気になる異音を発するという、若干残念な結果に。
そのまま終わらせるのも納得がいきませんので、早速分解の刑に処したところ、
内蔵されているスプリングがパイプとこすれ合って発していることが分かりました。
これを潤滑させてやれば問題解決だろうと、マッチする潤滑剤はないかと
工場を物色していたところ、いすゞ自動車殿謹製 ベスコ グリースを発見。
大型車のホイルベアリング用のグリスですな。
大型車の高負荷に耐えるんだから、私の体重くらい楽勝なはずだろうと、
問題のスプリングにくまなく塗りたくってみた!!
・・・もはや自転車の部品とは思えない感じですが。
これを元通りに組み立ててやれば一丁上がり。
早速試走してみたところ、異音が無くなったのに加え、一層スムースな動作に。
シートポストの動作音が気になる方は是非一度お試しを。(しねぇよ>俺)
少々気になっているのは、今回調達したシートポストは伸縮構造に
一般的に用いられるスプリングに加え、低負荷時の振動を吸収させる
エラストマー(弾力のある樹脂)も内蔵されているため、
そいつがグリスに触れて劣化するんじゃないかということ。
一応、エラストマーにはグリスが触れないように配慮しましたが、
グリスだらけのスプリングはエラストマーよりも上部に位置するため、
長期的にはグリスがシートポスト内を落ちてくることが避けられないような・・・。
ま、細かいことは気にしないってこった。
何か有ったらまたネタにすれば良いですし。(ぉぃ
あまりに疲れて、帰宅後にシャワーを浴びて気絶してしまいましたが、
久々の荒川爆走大会、何とか100キロの行程を無事に走り終えて帰還しております。
二日酔いの頭痛&無調教という荒川をナメるなよ!!って感じでの出走でしたが、
走り終えてしまえば、案外大丈夫なモンだと思えてきたり。
現在乗っている自転車の導入から6年近くが経過したこともあり、
劣化が進んでいる樹脂系の部品もチラホラ目立ちつつある今日この頃。
こうなったら自転車ごと更新!!じゃなくて、地道にパーツの交換でもしよっと。